だいすけの音楽室
2010-01-18T02:04:04+09:00
dt_metropolis
もう毎日は書いてないよ!
Excite Blog
旅行の話題に全く突入できません
http://daicomp.exblog.jp/12681561/
2010-01-17T02:27:00+09:00
2010-01-17T02:48:56+09:00
2010-01-17T02:28:01+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
デジカメで撮ってきた写真が、全くPCに取り込めません。
かつ、自分自身のプライベートな日記(現地でノートにシャーペンで書いてた)も、
1/5のサンクトペテルブルグで止まっているので(またか)まずはそっちを書き終えないと…
で、とりあえず、みなさん、何で突然シベリアへ?と思っているかもしれないので、
ちょっとこの段階で説明しておかなければ、と感じ、筆を取った次第です。
知ってる人は知ってる、程度の個人的な話ですが、「確かにだいすけはシベリア行きたがってた」
と、納得されている方もいらっしゃるかもしれません。でも、理由まではみんな知らない。
で、何故かって?それは、キグナスの聖闘士になる為です。当然ですよね。
氷の聖闘士の修行地はシベリアに決まってます。ダイアモンドダストを練習していました。
結果、カリツォーくらいはちょっと出せるようになったんだけど、その先は厳しい!
ホーロドニースメルチなんて大技、あと16年くらい修行しないとマスター出来ません。
…結局のところ、自分でも、何故シベリア?って聞かれても、そういえば判らないのですよ。
とりあえず、昔から行きたかったんだけど。こんな漠然とした理由で良いのでしょうか!
色んな人がオレに言ってくれます。「夢が叶って良かったね!」 何だかこそばゆいです。
果たしてオレは、いつ頃から、こんな夢を持ち、かつ人に語って回っていたのでしょうか!
どうやら、大学時代の同級生は、オレのシベリアスキーな趣味を皆知っているようです。
ド変態で知られ、あらゆるアブノーマルな性癖を持ち、今やオネエになってしまった亮子も、
「そういえば昔から行きたがってたわねぇ」と、10年以上前の事を振り返っていた。
オレが、いつ、こんなエロとマーラーしか興味が無い男にそのような話をしたのだろうか。
かつてウィーンへ行く際トランジットでモスクワに降り立ったのは、二十歳の時だった。
世界の車窓からのビデオをTSUTAYAで借りまくっていたのは、大学卒業してからだった。
その夢がいつ形成されたか、昔の事なんてサッパリ忘れてしまったダメなオレは、
勢いだけでロシア専門の旅行会社の門を叩き、ロシア語も全く勉強せず、旅立ったのだった。
憧れのシベリア鉄道に揺られ、考えていた。「氷河の修行地の“東シベリア”ってどこだ?」
確か、彼のマーマは、船が沈没して亡くなった。その遺体に会う為、彼は海に潜っていた。
と言う事は、内陸部ではない。北極海沿岸だろう。そんなとこ、大きい都市はちっともない。
日本から旅立った少年は、一体どんな交通手段でそこに辿り付いたのだろう?誰か教えて!]]>
シベリア鉄道から帰ってきました
http://daicomp.exblog.jp/12653036/
2010-01-11T22:22:00+09:00
2010-01-11T23:28:53+09:00
2010-01-11T22:22:17+09:00
dt_metropolis
未分類
久し振り過ぎる更新の上、新年の挨拶も遅くなってすみません。
また、年賀状をいただいた方、こちらから送っておらずすみません。
実は、年末から、シベリア鉄道に乗っており、3日前に帰国しました!
トータル18日間のひとり旅、言葉も通じない-30℃の国で
いろいろな事にぶつかって、いろいろな物を吸い込んで帰ってきました。
暇を見て、ここで日記として書き連ねていこうと思っていますが、
まずは新年のご挨拶という事で、取り急ぎ!
しかし…このパソコンは半分壊れていて、
SDカードのデータ転送しようとしても認識しなかったり、
突然虫みたいな鳴き声がして強制終了してくれたり、
とにかく言う事聞いてくれないので、ゆっくりペースになると思いますが…
それでは、今年もよろしくお願いします!
写真は、赤の広場の前で買ったチェブラーシカ君です。
手のところを押すと喋ります。けど何言ってるかサッパリわかりません。
ロシア人は、言葉が通じなくても構わずマシンガントークかましてきますよ。]]>
今頃の目次
http://daicomp.exblog.jp/12681398/
2010-01-01T01:01:00+09:00
2010-01-18T02:04:04+09:00
2010-01-17T01:29:40+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
何回かに分かれていて、今読み返すと時系列的に読みにくいので
今更ながらまとめました。自分自身のために。
途中で終わっているんだけど、そこは、モツレクっぽくていいじゃない。
結局この後は、朝、河口湖かどこかの駅でメトロマンが(出勤の為)電車で離脱、
そこから鍾乳洞見て、富士宮やきそば食べて、天気悪くて富士山は見えなくて、
石和温泉駅からピロキとゴキイチが電車で帰って、残ったメムバーは
オペラオーの車で中央道で帰って、東京で解散、とそんな感じだったな。
ま、そんな感じで。今年は卒業後10周年だからね、3~4月あたりでまたやろうよ。
働き盛りなこのメムバー達のスケジュールが、また会うといいんだけどな。
そしてその時はゴキイチ四十路祭りということでね。実に楽しみだ。
今度はピンポイントで祝うわけだし、行き先はゴキイチの希望を優先させてあげよう。
【序章】
【脱線】
【寸止】
【膨張】
【暗雲】
【結集】
【久々】
【長々】
【祝宴】]]>
三十路祭 【祝宴】
http://daicomp.exblog.jp/8635699/
2008-05-21T21:15:00+09:00
2008-05-23T01:00:15+09:00
2008-05-21T21:16:12+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
さて、無事に大王の別荘にも入れて、これから本日のメインイベント、三十路祭のスタート!
いくらさっきうどんを食ったとはいえ、つまみはネセサリーなので、
まずは料理からである。男ばかりとはいえ、作るものは作るのである。ダンチュウである。
とはいっても、豆腐サラダなんだけどね。
ヘルシーかうてぃんプロデュースの、てめーら油っこいものばかり食ってねーで
野菜採りやがれ!だから腹が出るんだクソッタレー!的な一品である。
(本人は決してそんなこといってませんよ)
先ほど、駐車場代をチャラにする為買い込んだ食材を広げ、
オレは玉ねぎをスライスする。大王とゴキイチはレタスをちぎる。
メトロマンとかうてぃんは酒や皿や乾きモノの準備をする。
ピロキはカメラでそんな風景を激写している。サブちゃんは股間を掻いている。
オレの持参したデジカメのデータには、そんな様子がたくさん残っている。
普通の台所なんかじゃない、オシャレなキッチンカウンターを囲む、ムサい男達。
涙と鼻水が流れ出ないようにティッシュで鼻栓をしているオレ。
大変!レタスに虫がついてるよ!ってこれはゴキイチだった。あと、股間掻いてるサブ。
そんなわけで、オートタイマーにして撮った、皆でヱビスビール掲げている集合写真は
何故か全員の顔から部屋全体まで真っ黒に写るというゴキイチの呪いもあったりしたけど、
有線で流れるジャズに間接照明でかなりムーディな中、
オトナな男達のアーバンな語らいの時間はゆるやかに流れていったんだよ。
もう、あの頃みたいに、ガキんちょ丸出しで騒いだりなんていうのは卒業なんだ。
つまり、ウノやって、罰ゲームは負けた奴以外の全員に好きなだけワサビ盛られた刺身で、
ドロツードロツードロツーと連発で回ってきて返せずメトロマンが涙で声にならない嗚咽を上げ、
ドロフォードロフォードロフォードロフォーを喰らったメトロマンが再起不能になったり。
パンツいっちょで手を振りながら部屋の外を徘徊させられたピロキとか、
ベランダに出てフォルテシシシモで「ウ○コチ○チ○!!!!」と叫ばされたオレとか、
サブが「かうてぃんは、でかいんだよ… でかいんだよ…」と虚ろな目で繰り返してたり、
もうそういう子供じみた愚考は卒業なんだよ。なんたって、みそ字だからね。
オトナの空間には、蛍光灯なんて生活感のあるものなんて似合わない。
さっきから既に天井についているでかいのは消して、シェード付きのイカした奴を点けてるけど
いかんせん暗すぎる、しかしキッチンの明かりも、いかにもな細長いアレなので似合わない。
何か良い方法はないものか…何か…
と、オレの目に飛び込んできたのは、昼間買った食材が入っていた、ビニール袋。
これは、基本的には白いものだが、サイドの部分が赤いデザインのものだった。
使える!そう、包丁でざっくりと赤い部分を切り取り、キッチン上に蛍光灯に巻きつける。
背の低いオレには一苦労の作業だったが、おかげでピンクのエロい照明が出来上がり。
大王がついに沈黙を破った。
「んーーーー 来たよ。来たよ。」と
よくわからないけど、これまでウヰスキーを片手に渋く飲んでた大王のテンションが、
ここにきて一気にスパークする。真っ赤な顔で、ディープインパクトな話題を次々に繰り出す。
すなわち、サブが口も滑らかに
「あの娘はすごいんだ… いやマジで」と
よくわからないけど、つまりみんな揃いも揃って、こんなところじゃ公開出来ないような話題を
バシバシ炸裂させてるわけだ。ゴキイチも顔の色はそのままだけどきっと酔っている筈だ。
いつもは謙虚なメトロマンも
「ゴキイチ!このゴキイチめ!」と
よくわからないけど、強気で絡んで、ボコボコにされている。ピロキは白目を剥いている。
かうてぃんも久々にアルコールを口に含み、いつまでも野菜を食べている。いやー、愉快だ。
そうそう、このひとときを迎える為には、メトロマンとピロキの協力が大きかったわけさ。
以前話したけど、ピロキは朝白馬で夜勤が明けて、でもあずさなんて本数多いものじゃなくて、
甲府着が16時過ぎか、それより早く着く為の電車は仕事終わる前の白馬発しかなかった。
けど、車でかなりの距離を走り別の駅まで出るというウルトラCで、時間短縮に成功したんだ。
メトロマンは本来平日は仕事だから明日はもちろん出勤、山中湖泊は難しかったんだけど、
ラッキーな事に明日を午後出勤にしてもらえて、明日の朝まで残れる事になったわけさ。
かうてぃんなんかも普通にここにいるけど、なんとか都合つけて明日休みにしてるわけだし、
いやー、泣けてくるね。ミラクルだね。
壁にかかったアナログ時計の、長針と短針が重なる。
はい!この瞬間、私も晴れてみんなの歳に追いつきました!
乾杯、乾杯、いやーありがとう!何度も言うけど祝ってもらう為にこの日に企画したわけじゃ、
ホントに無いんだけど、偶然とはいえ、幸せだ!最高だ!
そしてリアルタイムの今日、5月21日、ピロキが誕生日です。おめでとう!
(さらに言えば、既に5月7日にかうてぃんが真っ先に31になっているんだけど…すまない)
いつまでもモタモタ掻いてる、もとい書いてるもんだから三十路祭じゃなくなっちゃったぜ!
ラストスパート掻けないと、ってまた間違えた、一気に書き終えないとね!
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三十路祭 【長々】
http://daicomp.exblog.jp/8624999/
2008-05-19T23:38:33+09:00
2008-05-19T23:38:48+09:00
2008-05-19T23:38:48+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
それぞれが気に入ったワインなどを購入し、外に出た頃にはうっすらと暗くなり始めていた。
これから、大王が用意してくれた宿へ向かう事も出来るのだが、
「では、今から吉田のうどんを食べに行きます。」と、食欲旺盛な大王からの発表が。
実は既に行きの高速の段階で、
「今回の旅の目的はね、吉田のうどんと、富士宮の焼きそばなんだ」と、
ニコニコしながら提案していた大王。確かにうまそうである。麺類LOVEなオレも大賛成、
そもそも男はみんな麺食いなのである。異論が出る筈もない。しかし…
それって、出発前にスパゲッティ、談合坂で深夜のラーメン、甲府着いてほうとう、
でこれから吉田のうどん!? んで明日の昼に焼きそば!
なんということだ、麺という麺のオンパレードじゃないか!
炭水化物を控えなければね、と石和の風呂で自らの脂肪に誓った、オレの腹の運命は!?
酔っ払っていていつ誰がどんな操作をしたのか定かではないが、
カーナビに、この辺りの名店と思われるうどん屋のデータを入力し、その通り進み、
しばらくして、ガイドブックを見て、あれ、もう営業時間終わっちゃったんじゃね?
と気付き、閉まるの早くね?と嘆き、どこなら空いてるかね?と悩み、車は迷走状態。
サブが、「よし!ひとつ調査してくるZE!」と、たまたま見つけたコンビニに入ってゆく。
オレたちは横付けした車の中から、店内の様子を伺う。
バイトと思しき女の子たちと、楽しそうにトークしているのが見える。
5分後。ガムを買って戻ってきたサブ、「わかんないって」 オーイ!
本気でガイドブックを探し、何とかこの時間でも開いている店を発見、めでたく到着。
店内のテレビで今日の甲府のニュースがやっている。「桜が満開で、花見客で賑わいました」
ってここ、うちらがいたとこ!? さっきちょこっと寄った、舞鶴城公園じゃないか!
危うく、疲れ果てた黒い顔の男がうなだれている画がお茶の間に流れてしまうところだった。
庶民的な雰囲気のこの店には、何故かラジカセと、ロシアもののクラシックのCDが。
ご主人に許可を得てチャイコの序曲1812年を流してると、うまそうなうどんが出来上がった。
茹でたキャベツが入っているのが特色のようで、個人的にはそれはもちろん旨かったが、
山椒をふんだんに練り込んだ薬味の香りの素晴らしい事といったら!かなり満足。
せっかくなので、この勢いで温泉にも足を伸ばす。オレたちは昨夜から今朝も入ってたけど
ピロキを始め、ゆっくり身体を休ませたいメムバーもいるだろう。
空気がうまいし、ひんやりした風が気持ちいいので、露天風呂はずっと入っていられる。
帰り際、なんだか寒いな、と思ったら、空から白いものが降ってきていた。雪だ。
さて。ここまでずいぶん長い一日だったように思えるのは、オレの文章が要領を得ない
無駄にダラダラしたペースだからですよ!ホントにすいません!
夜も更け、一行が到着したのは、パッと見、マンションのような建物。
中に入っても、マンション。これが、大王御用達の”別荘”である。日本各地にあるのだ。
「すごいね、大王って。いろんなところに別荘持ってるのね!」
と思われてもちょっと違うかもしれないけど、これ以上の説明も面倒臭いし長くなるので
まあ彼が大富豪だと思われてもオレ的にはあまり支障は無いので、そのまま進めます。
手分けして荷物を持ち、エレベーターに乗り、そのフロアーの一番奥の部屋まで進む。
キーを手渡されたサブちゃんが、鍵穴をガチャガチャやっている。
最初のうちは、角部屋だぜ、すげーな、と笑みを浮かべていたオレたちも、
いい加減サブが時間かかりすぎているのに、徐々に不信感を覚え始める。
どうした?いや開かないんだよ?そんな筈ないべ?ホラ開かないだろ?ホントだおかしいな?
オレがしゃしゃり出てトライしてみるも、やっぱり開かない。
右に回しても左に回しても、一回転しても半回転しても、引いても押しても、開かない。
さっきも書いたけど、外は雪。マンション的構造、というかマンションなので
今オレたちがいるところはすぐに外気が吹き込む状況なのがご想像いただけますでしょうか。
「鍵間違えたなんてこと、あるわけないよねー」
「万が一そうだとして、正しい鍵を入手する術はないしねー」
みんなでガチャガチャグチャグチャやっても一向に開く気配が無い。
「よし、俺に任せろ」ここでピロキの登場。ジャンク品も直せる彼なら、きっと何とかなる。
皆が試した鍵操作でやっぱり開かないのを一通り確認し、ふーん、と納得し、
ドアノブを回し、一気に手前に引っ張った。
ボッ と重い音を立て、ついにオープンザドアー!!
「気圧でがっちり閉まってたんだよ」と涼しい顔の雪国在住。さすがだ。
中に入るとこれまたすごい!オシャレな間取りのダイニングキッチンはとても広く、
寝るのに最適な和室もある!しかも風呂には、サウナまで付いている!
「すごいね、大王って。フィンランドの大富豪なのね!!」
うん、そうなんだよ。もうめんどくさいので嘘ばかりつくことにしてやる。
あ、サウナはホントだからね。ピロキが興味深々の様子でその動作を確かめている。
先にネタバレしておくと、彼は夜勤疲れから、こいつに入る事も叶わず寝てしまうのだが。
個人的には、サウナといえばフィンランド人が男女問わず全裸で入る文化があるらしくて
残念ながらここに野郎しかいないのでどうでもいいんだけどね。男祭はこれからです。
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三十路祭 【久々】
http://daicomp.exblog.jp/8624264/
2008-05-19T22:21:00+09:00
2008-05-21T02:47:02+09:00
2008-05-19T22:22:07+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
さあ、甲府駅改札にて、感動の再開…になるかと思いきや、
久しぶりに会ったら太っていたゴキイチの姿を見て爆笑しているメトロマン。
「太った!?やっぱ太ったかなー!?」と自らの黒い顔をさする37歳。を囲む野郎ども。
さすがにむさくるしい上に、時間も押しているので、ひとまず移動を開始することに。
ぞろぞろと歩きながら、各々久しぶりに会った相手と近況報告などをしあっている。
オレが一番、多分全員と、それぞれのタイミングで、コンスタントに会っているんだと思う。
ただ前述のゴキメトロ辺りは数年ぶりの再会の様で、大変話が盛り上がっているわけだ。
そういえば、東京は花見シーズン真っ只中なんだよね。(注. 今は3月末です)
自分の住んでいる辺りが満開になった瞬間に脱出し、わざわざあまり咲いていないエリアへ。
普段そこまで花見というイベントに固執していないオレではあるけど、
今回の祭的要素にぴったりくる桜が、ここ山梨で開花が遅い事が少々残念に思えてしまう。
事前に、山梨 桜 名所 とかで調べていたんだけど
この時期(注. 今は3月末です)であれば、身延というところの桜は綺麗らしんだよね。
けど、ここ甲府から南下する形なので、今回の旅、特に時間が限られている中では
ルート的には寄るのは厳しいわけなんだ。
ま、そんなわけで、けっこうあっさり花見は諦めるか、と考えていたんだけど、
昼ごろにほうとう食べる為、車で駐車場などを探していた時に、偶然
舞鶴城公園というところに見事に咲いているのを発見したんだ。
これは甲府城址で、当時の雰囲気も再現している素敵な場所。是非寄り道したくなってね。
立派な門をくぐり、一段一段の高さがかなりのものな、石の階段を上ってゆく。
夜勤明けとは言え、足自体が長いピロキ、ヘルシーライフ絶好調のかうてぃん、
そして水泳くらいはやっているから少々の運動は大丈夫なオレ、
このへんはひょいひょいと上に向かって進んでゆくのだが…
「あ゛ー」と、苦しそうな声をあげて動きが鈍くなってゆくゴキイチ。
考えてみれば、サブちゃんと電車の中で酒を飲んできたのだ。心拍数も上がっているのか。
それにしても顔が黒いので、赤くなっている等の外見的変化に気付かなかった。
喘いでは追いすがり、そして引き離されてゆく7歳先輩を見下ろし、若干申し訳ない気分。
程なく、見晴らしの良いところに到着した。たとえ後になって復元したものであっても、
歴史的建築の生み出す景観は、そこにいるだけで古の時代に思いを馳せる事が出来るものだ。
加えてそこに咲き誇る桜!何という風情であろうか!ここが甲府城として現役だった頃、
そこを治めていた当時の人たちの目には、どのような景色が映っていたのだろうか。
柵の際まで進み、眼下に広がる重厚な石垣を見渡す。桜はその麓にも続いている。
また、視線を上に戻せば、自分たちのすぐそばにも咲いている小振りな愛らしい桜の木。
それらはおよそ5mほどの感覚で並んでおり、時折ベンチが設けられており、人々が足を休め、
と、そこで、何か異質なものが目に入った。肩で息をしている、黒い顔をしかめた…
ゴキイチだ。そう、ベンチにぐったりと座り込んでいるゴキイチだ!!
何やってんのー!!オレの素敵妄想タイムスリップを、一瞬にして吹き飛ばしやがってー!!
例えるなら、目の前いっぱいのご馳走にかぶり付こうとした瞬間目覚めて夢と悟ったような。
例えるなら、ギ○○メでお色気姉ちゃんたちが映っていた次の瞬間現れるイ○○ーのような。
例えるなら、空を駆ける、一筋の流れ星。
ルパンザサー!!(かうてぃんのカラオケの十八番)
オレたちは、一路勝沼へ向かっていた。ぶどう郷へ行き、ガツンとワイン飲み放題なのだ。
しかし渋滞に巻き込まれ、流れ星というよりはヒラメの一夜干しみたいなまったり感の車内。
「…あまり時間が無いな」「なにが?」「ワイン飲めるタイムリミットがさ」
そう、これから向かうぶどうの丘は、試飲出来る施設が夕方5時に閉まってしまうのだ。
「このペースで着いてから…一時間ってとこか」「気合入れて飲みまくるしかないな」
張り切って助手席に乗り込んだサブちゃんは、渋滞の為か、早くもぐっすり眠っている。
車窓の景色から、高低差のあるブドウ畑特有の地域に差し掛かってきたのがわかる。
いよいよだな、と思った瞬間、突然
「よーし飲むぞー」と口にして、サブが目を覚ます。
誰も近づいた事を知らせてないのに、何と言う嗅覚だろう。
さあ、一時間一本勝負です!タートバンを購入し、地下のワインカーブに突入!
んー!渋い!渋い!渋い!なんだこりゃみんな渋いな!
ああこの辺は皆フルボディか。あっちが甘口か。んー!甘い!甘い!ジュースみたいだ!
もう何しに来たんだかわからない勢いで、注いでは飲み、を繰り返す。
かうてぃんは、この後宿まで運転してゆく使命があるので、見てるだけ。可哀想である。
本人は、べ、別にそんなに飲みたくないんだからね!と、ツンデレっぽいコメントを(嘘)
ピロキはスタートダッシュはかけたものの、ワインなんてそんな量飲めるもんじゃねーなー、
と早くものんびりモードで、結局サブと貧乏性のオレがいつまでもガボガボやっている。
大王が、「それじゃ、利き酒大会をやろう」とボトルを両手にそれぞれ持ち、提案してくる。
さすがだ。そういえばここは試飲をする為の施設だった。忘れるところだった。
メトロマンも加わり、うむ、このスパイシーな香り、そして、口に含むと鼻をくすぐる芳香、
などと訳知り顔で悩んでみる赤ら顔の男達。愉快だ。実に愉快である。次回に続くのである。
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三十路祭 【結集】
http://daicomp.exblog.jp/8513118/
2008-05-02T01:08:00+09:00
2008-05-02T01:25:03+09:00
2008-05-02T01:08:30+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
サブちゃんが続ける。「俺は新宿着いたけど、ゴキイチがまだ渋谷なんだよ」
オレ「渋谷から井の頭線で、明大前乗換えで高尾に行けないかな?むしろ運賃安いかも」
サブ「いやそれが、電車が駅のホームに着けばいいんだけど、止まったまま監禁らしいのよ」
メトロマンが笑っている。「ゴキイチ!ゴキイチ!」一人そう声に出して、笑っている。
彼は昔から、この「ゴキイチ」という言葉をこよなく好んでいるようである。
ゴキイチ本人はそう呼ばれる事をあまり好んでいないようである。(まぁ普通はそうであろう)
とにかく、ゴキイチが話題に上るとゴキイチ逐一、ニヤニヤと「さすがゴキイチ!」と喜ぶ。
まぁ最悪、彼ら二人の到着が大幅に遅れてしまう場合、
ピロキ到着後、車で甲府から勝沼へ移動を開始し、二人はそこまで来てもらうという
(次の目的地は勝沼ぶどう郷なのである)フレキシブルな作戦もあるにはあるのだが
「とりあえずゴキイチが新宿来てくれる事を祈るかー。」と意外にのん気なサブ。
横では大王が「これは思っていたよりも旨いね。予想以上だ」と
全然話題と関係ないほうとうに、舌鼓を打っている。結構、みんな動じていない。
確かにここは甲府。動かざること山の如しと武田信玄も言っていたではないか。
まさに風貌からして山の如しな大王を見習い、どっしり構え、今出来る事をしておこう。
ほうとう屋に駐車場が無い為、駅前のショッピングセンターに車を停めていたオレたちは
その料金をチャラにすべく、酒と食材を大量に買い込む。(1万円買って3時間無料である)
かうてぃんが、さりげなく野菜ジュースとヨーグルトをかごに放り込んでいる。
さすが健康に気を使う男だ。…しかしアレは実は自分の為だけのものに間違いない。
その頃、ピロキは夜勤明けの疲れから、白目を剥いたまま電車に揺られていた。
我々のミッション。そう、彼の乗る電車が甲府に近づく時間になったら、寝過ごさないよう
電話をかけまくるのだ。とはいえ、それで目が覚めても実際には車内で電話は取れない。
寝てるか起きたかの判断は難しい。せめてメールを返す隙は、確保しなくてはいけない。
メトロマンは筋金入りの鉄ちゃんなので、ちょっと目を離すと、すぐ姿が見えなくなっており
どこに行った?と探すと、だいたい線路の向こうのローカル電車をじっと眺めている。
甲府城跡地の、復元された天守閣的施設の中、歴史的な資料を展示しているところに行っても
やっぱり見晴らしの良いところから線路を眺めている。よく飽きないなと思う。
オレは鼻水が止まらない。昨夜の聖地にて風邪を引いたのだろうかとも考えたが
単純にこの辺りは東京に比べ杉が多いのかもしれないしその辺はわからない。
ポケットティッシュも切れ、鼻をかんだ使用済みのクシャクシャになったやつを
いつまでも再利用して流れ出る液体を拭う。それすら用を為さなくなると、素手で拭う。
サブちゃんからメールが届く。「ゴキイチと合流して、あずさに乗っている」
良かった、とりあえずこちらには向かっているようだ。しかも当初の予定を変更し特急で。
この調子なら、遅れは大したことにはならなさそうだ。ただしこのメール、行間を読めば、
「あずさに乗って、酒も飲んでいるよ」である筈だ。気をつけろ。着く頃にはベロベロだ。
いよいよピロキが到着する時間だ。予定通り、目覚まし作成開始である。かけて、待つ。
返事が来た。「目覚めた!」以上。
何やらラリホービートルと戦っていて攻撃されるがままだった勇者が目覚めた時のようだ。
後は二度寝しないよう祈るだけだが、まぁ二児の父親ピロキなら大丈夫であろう。
その点、大丈夫じゃなさそうな危うさのチョイワル二人組みはといえばその頃
「只今石和温泉駅出発」というメールで状況報告をしてきた。
行間を読めば、「酒呑み過ぎてオシッコしたいし、ヤニも吸いたい」というところだろう。
乗り過ごす心配はなさそうだ。
「おー あれがピロキの乗ってきた上りのあずさだな。」
と、天守閣から優雅に眺めているメトロマン(鉄)。ん?あずさがホームに…?
「おいおい行くぞ!」もう合流というのにオレたちがまだ甲府城跡地でモタモタしていた為、
出迎えもなく、夜勤明けの服装のままの、黄色いウインドブレーカーの男、無事甲府到着。
それから時差にして、20分程度。当初覚悟していた展開より、かなり巻き上げたペースで
この改札に到着するはずの、ゴキイチとサブちゃん。
もう着く時間だ。家族連れが目立つ集団が、ぞろぞろと改札を通過し、外に出てくる。
いよいよだな。ついに、8年ぶりに、フルメムバーが一同に会する瞬間だ。
…なかなか現れない。もう到着予想時刻より5分は経ったか。もったいぶる奴らだ。
大王がニコニコしながら、デジカメを構えている。オレたちもそれに倣う。
有名人の出待ちのような風情で、ドキドキしながら待つ。
「来た!」 と思ったら、サブちゃんによく似た、アラブ系のガイジンだった。
さらに5分が経った。いくらなんでも、遅すぎない?
「もう一本次のかな?」「いや、さっき石和でしょ。どう考えても着いてる筈だ」
電話してみよう。プルルル 「もしもし」「あっサブ!今どこ?」
「ごめんごめん!トイレ探しててさ…ホームで探しててさ…でも無くてさ…今上行くわ」
ヤニだな。ああ、ヤニだ。一服か。いや、2~3本は軽くいってるな。
「プクイチ!プクイチ!」と、メトロマンがニヤニヤ笑いながら独りごちている。
そして、YOSHIKI並みにオーディエンスを待たせた挙句、ついに悠々と登場ヤニーズコンビ!
ワイドショーのようにフラッシュ炊きながらゴキイチらを出迎え!祝!ここに全員集合!!
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三十路祭 【暗雲】
http://daicomp.exblog.jp/8497015/
2008-04-29T20:51:00+09:00
2008-04-29T20:58:59+09:00
2008-04-29T20:51:54+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
露天風呂につかりながら考える。一体あれはなんだったのだろう。
何年も前から、徐々に贅肉がついてゆき、体重も体脂肪も増えていった。
自覚症状は常に持っていたが、あれほどのショックを受けた要因は一体…
まぁ、答えに悩むほどのことでもない。正面から見た際のクビレのなさだ。
横から見て、ぽっこり出ているのは、明日合流予定のサブちゃんはじめ
オレたちくらいの年齢になると殆ど誰もが直面する悩みだ。サブちゃんは昔からだけど。
昔からスリムな体系を維持しているかうてぃんですら、腹には危機感を持っているらしい。
しかし、横っ腹に、万遍なく蓄えられたこいつは、落とすのは容易ではないな、
と自らの肉体の定期預金をさすりながら、サウナに場所を移し悪あがきをしてみる。
さっき、談合坂PAでみんなで食ったラーメンとか、ああいうのがマズイんだよな。
あ、出かける前に食ってきたのもスパゲッティだったな。炭水化物ばかりだ。
それを考えたら、風呂上りにビールを売っている販売機を探すも、どこにも見当たらなく
受付で尋ねたところアルコールは売っていないと言われショックを受けたのも
反省したならその辺自粛しやがれという、天からの思し召しだなこれは。
ノーモア現実逃避。わかりましたよ以後気をつけますよ。明日は暴飲暴食するけどさ。
先ほど確保した仮眠場所に戻ってくる。
ずいぶんと人が増えている。予め場所取りしておいて良かったホントに。
結構若い奴らもいるようで、ひそひそおしゃべりをし、笑いあっている声も聞こえてくる。
オレはiPodを聴きながら横になった。カナル型イヤホンなので、構造的にも耳栓に近い。
隣には、かうてぃんが静かに目を閉じている。大王とメトロマンはちょっと離れたところ。
では逆隣はというと、ティーンエイジャーにしか見えない女の子が無防備に仰向けに。
んー… これは… もしどちらかが派手に寝返りでも打ったら… むむむ…
気になりだして、ちらちらとそっちを見てしまう。 身体が熱く… 身体の一部が熱く…
熱い!!ではなくて暑い!!
さっきまで岩盤浴として機能していた床は、未だに余熱をビシバシ保っている。
仰向けになれば背中が、横になれば身体の側面が、うつ伏せになれば ぅおっほん!が、
とりあえず熱くなってたまらない。かなり寝苦しい。汗だくになってたまらず起き上がる。
…よく寝てられるなみんな。オレだけか?こんなに眠れないの。
ふと気付くと、大王とメトロマンはさっきの場所を移動して、更に奥の焼き石小屋(?)
みたいなところに入ってしまった。確かに静かだろう。けど、もっと暑いだろ風もないし。
ため息をついて再び横になるも、まだまだ眠れそうな気配はない。
オレは暑さに弱い。しかも極度の汗っかきである。
みんながオッサンのいびきや足音などにやられた前回と、立場は逆転してしまったようだ。
明け方になるまで、ウトウトしては目が覚めてを繰り返す。熟睡どころかまともに眠れない。
仕方が無いので、横の女の子の寝姿を凝視する。余計眠気が遠のいてゆく。
朝。大王に起こされる。周囲はすっかり明るい。
はっ そうか、さすがにちょっとは眠っていたのか 全然寝足りないけど… すると
「寝やすいところを見つけたんだ。暗いし静かだ。そこ空いたから、移動しよう」
と大王に促される。なんという神! 後光が差している。まぁ普通に朝日の逆光なんだけど。
隣の女の子を最後にもう一度凝視してから、名残惜しいが荷物をまとめ立ち上がる。
新居は小さな映画館のような。リクライニングチェアーだがかなり背もたれは倒せるし、
大王の話通り、さっきのような周囲を歩き回る(特に子供は走り回る)足音もない。
何より涼しい。ああ!天国だ!神がヘヴンに連れてきてくれました!感謝して、即爆睡。
またしても、大王に起こされる。
何だよー、せっかく今眠れたところなのに、と目を開けると、既に3時間くらい経過していた。
あららら。ずいぶん寝てたのねオレ。目の前の画面はいつの間にかワンピースがやっていた。
涼しかったからか、異様に鼻水が流れ出ている。最後にひとっ風呂浴びて出発しなければね。
「携帯でチェックしてみたところ、ここはやっぱり岩盤浴が有名みたいだよ。体験しなきゃ」
と、大王が笑顔で誘ってくる。…ってそれ、夜中うちらが寝てたとこじゃん!
うえぇ、勘弁してくれよ、もう充分汗は流したぜ、そんな岩なんかに頼らなくてもさ。
張り切って突入していった3人を呆れた思いで見送り、オレだけ、露天風呂で外の風にあたる。
さて!これだけ書いたけど、まだ2泊2日の最初の一晩だけだよ!
ピロキとか登場すらしてない!なんだこれ!
ちょっと巻き入れよう。大王の車で、一路甲府を目指す。何で甲府かって、
電車で来るピロキとの合流を考えて、ちょっとでも白馬寄りに行っておこうという事なのさ。
「…ゴキイチとサブは大丈夫かな」
誰からともなく、そんな心配事が漏れる。確かに、もう出発していなきゃいけない時間だ。
東京からやってくる二人には悪いが、待ち合わせは統一という事で、14時甲府にしていた。
例えば、「今新宿だ」とか報告があれば安心できるが、信じて待つしかない。
甲府駅前で、ほうとうを食べる。オレの大好物で、是非これを!と提案していたのだ。
すると、電話が。サブちゃんからだ。なんだか一瞬嫌な予感がしたのだが、
「あっもしもし!今山手線人身でさ!全然動かなくて!ゴキイチは渋谷で閉じ込められてて」
軽くめまいが。何ということだ… よりによってこんな時に。暗雲立ち込めつつ次回に続く。
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三十路祭 【膨張】
http://daicomp.exblog.jp/8495481/
2008-04-29T16:49:00+09:00
2008-04-29T21:03:44+09:00
2008-04-29T16:49:11+09:00
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へなちょこ日記
さあ、それでは石和へレッツゴー!中央道を快走。この時間だとスイスイの絶好調である。
大王の車は、何年か前、皆で草津に遊びにいった時のパジェロから買い換えて、
すこぶる快適なワゴンになっていた。座席もフカフカ、計器系もバッチリ光っててさ。
…光ってて…しかしすげぇ光ってるねぇ…スピードもタコも、メーター表示がかなり明るい。
「なんかすごくないコレ?窓に反射しているけど…」と大王に尋ねると
「そうなんだよ。夜運転すると、常々眩しいなぁと思ってるんだよ」
「! 何とかならないの?」「いやぁこれが、どこをいじっても調節できないんだよねぇ」
そんなはずはないだろう。これじゃ運転に差し障ると思う。
特にオレは偏頭痛持ちの為、目に残像が残る程の強い光は苦手だから余計に心配になる。
「結構、単純なアナログつまみとかない?そんなメニューから階層深い操作とかじゃなくて」
「いやぁ?そんなの無かったと思うよ?前にいろいろ探してたし…ってあれ?」
ハンドルを握りながら、前方と計器を交互に見ていた大王の動きが止まる。
「これか!?」「それだ!!」
かくしてめでたく、地味なボタン操作によって、計器の明るさはばっちり調節できた。
しかしなんだかんだでこれまで我慢して乗っていた大王の忍耐力。さすが一国の王である。
さて、石和へはすぐに到着し、ナビに案内されるまま、「新たなる聖地」に到着。
前に来たところは、見た目からしてアレなローカル感が漂っていたんだけど、
今回のは結構しっかりした、東京にも普通にありそうな佇まい。ちょっと期待が持てそう。
受付の兄ちゃんに、寝るスペースがあるか尋ね、丁寧に説明を受ける。
要約するとこんな感じ。週末だけあって混んでいる。このゾーンは恐らくいっぱいだろう。
ただ、この岩盤浴場は、深夜1時から急遽仮眠用に開放しており、まだいけるかもしれない。
よし、風呂入る前に寝場所を確保するぞ!これは死活問題だからな!
前回の教訓を踏まえ、かうてぃんも積極的に動く。オッサンの足が飛んでこない場所を求め。
聖地内は結構広く、仮眠の為に確保されたスペース総面積は相当広いことがわかる。
目的の旧岩盤浴場へ向かう途中、床という床に横になっている人たちが並んでいる。
この辺りはやはり、もう入り込む余地無し。嫌な予感を覚えつつも、奥へ奥へと進んで行く。
瞬間、もわんとした空気の壁。そこからが、先刻まで熱気を帯びていた場所だと理解する。
岩盤浴の営業を終えた後には窓という窓を開放して、少しでも室温を下げようとしているが
やはり蒸し暑いそこは、受付で聞いたとおり、まだまだ人が寝られるスペースは残っていた。
4人並んでは無理だが、別に睡眠とるだけなので、2人ずつにばらけ、マットを敷く。
ふう、これなら大丈夫。自分たちの頭上は人が通る道だが、オッサンの足の裏よりはマシだ。
貴重品というほどではない私物をちりばめ、誰かに侵攻されないよう領土を主張。
ようやく風呂に入りに行ける。静かな仮眠室で無言で顔を見合わせ、立ち上がり、移動開始。
歩くスペースのすぐ両脇に人が寝てたりするので、気をつけて進む。当然自分たちの目線は
前ではなく足元ばかりに向いている。人、人、人。老若男女、所狭しと埋まっている。
「…なんか、野戦病院みたいだ」 メトロマンが、ぼそっと耳打ちする。
オレは思わず噴き出してしまう。野戦病院!まさにそんな感じだ!
ちょうどうちらの目の前(足元)には、地味なベージュの部屋着が余計それっぽいじいさんが
半目と口を開け、腕はだらしなく外に投げ出されたまま、倒れている眠っている。
すぐ隣には、片手に新聞を握り締めたままうつぶせになっているオッサン。
まるで力尽きてそこに行き倒れになったかのような風情である。
他にも見回すと、皆寝苦しいのか、皆、顔をしかめているようにも見えてくる。
寝返りをうつ者は痛みを堪えて姿勢を変え蹲る様に、寝言は絶望的な呻き声に聞こえる。
足早にそこから脱出し、ロビーまで出てきて、声を出して笑った。
はぁはぁ、何言い出すかと思えばこの野郎!
メトロマンはウケを狙った風でもなく、思ったままの感想を述べたまでなのだろうが。
この聖地初心者め!本当の恐怖はここから始まるんだZE!オレ達も野戦病院収容だZE!
そう。本当の恐怖。これから、他人事ではなく、
自分にとっても忘れられない一夜が待っているとは、この時は思いもしなかった…
脱衣所で全裸になり、大浴場へ。身体を洗う為、それぞれ椅子に座る。
シャワーの出も勢いがあって良い。シャンプー類や歯ブラシなど、充実した設備である。
しかし…目の前にある鏡。これも立派なものだった。
何が立派かって、でかいのである。頭の上から、椅子に座った膝くらいまで映っている。
自分の家には、こういう壁備え付けのものは無い。百均で買った小さい丸鏡か、
洗面所にあるものを普段利用しているオレにとって、こんなでかい鏡は新鮮であり…
「オレの腹ーーーー!!!!なんじゃこりゃーーーー!!!!
なんということだ!いわゆるバストから、ヒップまでの間に、クビレがまったくない!
ずどーん!と!ナイアガラ!もしくはエンジェルフォール!滝壺が存在しません!!
普段の環境では映る事のない全体像をありのままに見せてくれる、なんて親切な鏡だ!!
自分の目線から見下ろした景色だけではわからない、
直視したくない現実がそこにあった。鏡の向こうにいる人は、誰ですかねアレ?
大変ですよー!これ、鏡じゃなくて、ガラスですよー!向こうに、変質者がいますよー!
…オレか。オレだよな。ダイエットしよ。マジで。この旅行終わったらね…次回に続く…
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三十路祭 【寸止】
http://daicomp.exblog.jp/8485317/
2008-04-28T00:08:00+09:00
2008-05-20T00:53:40+09:00
2008-04-28T00:08:11+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
頑張って続きを書きます。誰の為にって?
それは…続きをリクエストしてくれたピロキやオペラオーに決まってるだろ!
要望があれば書きます 無ければ放置 いけないなー ダメ人間まっしぐらだなー
「…ところで今日はどこに泊まるんだい?」
かうてぃんが大王に尋ねる。あ、名前変わっちゃった!
オペラオーでも良いんだけど、打ち易いじゃない、「大王」の方が。しかもファニーだしさ。
オレ、「-」って文字苦手なんだよ。ミスタイプして「0」とか「^」になっちゃうじゃんさ。
で、つまり、オレも含め、大王以外の全員が、今晩の予定を把握していなかったんだ。
正確に言えば、数日前から「風呂にでも行こうか」と大王と決めていたんだけど、
具体的にどこの、とかはオレも知らない。そして、かうてぃんはといえば、
本当にスーパー銭湯なんかに行くつもりなのか?と半信半疑であったのだ。その理由は。
http://daicomp.exblog.jp/7176223/
これは以前、大王とかうてぃんと、石和温泉のスーパー銭湯で宿泊した時の日記。
巻きで書いてる為、かなりざっくりしか綴っていないから別に見なくて良いんだけど、
要は、オレ以外の二人とも、熟睡できず散々な目にあった悪夢の場所なんだ。
よくある話だけど、宿泊といっても、実のところ畳の大広間で雑魚寝。
先着順に良いポジションは確保されてゆき、遅く来た者には過酷な環境しか残されていない。
オッサンしかいない為、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…と、文字にするとジョジョのような、
いびきの5.1chサラウンド・爆音。右も左も、頭上にも、オッサン。の足。
自称「見かけによらずナイーブ」な大王は、身体を横たえる事を諦めマッサージチェアで、
それより順応能力が高いと思われるかうてぃんも、
寝付いたと思った瞬間容赦なく浴びせられるオッサンキックの洗礼で、ろくに眠れなかった。
そんな戦場に、またしても!しかも自ら進んで!乗り込もうというのか!正気か!?
かうてぃんの言いたいこともわかるでしょう。
しかも今夜の予定を提案しているのが、満員電車のオッサンたちの中で眠り慣れている為
一人熟睡できた経験のあるオレじゃなくて、大王からなので尚更だ。懲りてないのか?と。
ところが、彼の無言の訴えに対する大王の言葉は、意外なものだった。
「そうだねー 聖地も良いんだけど、今回は同じ石和でも別の場所にしようとおm」
せ、聖地!?思い出が、美化されているー!!
彼の中では、あれも良い経験だったね★ みたいに、悪夢が華麗なる昇華を遂げているー!!
またか…!という心の叫びを胸に、それでもかうてぃんは受け入れ、耐えるのだ。不憫だ。
新宿から中央道に乗る場合、ちょこっとだけ、首都高を通る事になる。
高井戸から始まる中央道の料金には、それ以前の、初台とか永福とかは含まれないのである。
なら20号も空いてるし、高速代ちょっと節約して、しばらく下道で行こうか。
高井戸はハーフインターで下り方面入り口が無いので、調布で乗ればいいじゃないか。
道のりは、そのまま真っ直ぐ、ひたすら20号を走っていれば、調布ICである。
が、何故か、大王の車のカーナビが、突如左折を指示する。しかも1度や2度ではなかった。
曲がったところで、また曲がって、結局元の道に戻るルートだ。一体何を考えているのだ。
これはきっと石和に行きたくないかうてぃんの怨念が…ってごめんかうてぃん冗談だよ。
ところで、今いるメムバーは、4人。
目的地である山梨エリアから見て逆から来るぴろきを入れても、7人にはならない。
じゃあ他のメムバー、つまりサブちゃんとゴキイチは今、何をしているのか。
まず、サブちゃんは、オペラ関係の打ち合わせとかで今晩出発は都合が悪かったらしい。
そう。残ったゴキイチ。
計画が立ち上がった当初から、日程調整含め、全て任せきりにしてくれて、
多忙なスケジュールの中、ちゃんと予定も空けてくれていた。そこまでは良かった。
ところが、直前になって「スーパー銭湯は…ちょっとツラいな…」と弱音を吐き出したのだ!
出発一週間前に、ゴキイチとメールしていた際、
もしかしたらスーパー銭湯(長いし「-」が2個も出てくるので、以下略して「聖地」)
に泊まる事になるかもしれない、という可能性を伝え、
「嫌だったら言ってくれ」と意思確認をしたところ、何も言ってこなかったくせにだ!
あ、誤解しないでね。別にちっとも怒ってるわけじゃないよ。
結局のところオレたちはみんな、納得しているんだよ。「ああ、ゴキイチなら仕方ない」って。
何故なら、彼は布団が大好きだからだ。布団をこよなく愛する37歳だからだ。
真夏でも布団にくるまっていたい為、冷房の設定温度をマックス最低にする男だからだ。
というわけで、彼は明日、サブちゃんと一緒に合流してくれれば良いと伝え、
彼は快くそれを了承しているのであった。…しかし、集合が朝早いのも心配である。
何故なら、ゴキイチは布団が大好き過ぎて、朝起きられないからだ。
合唱の合宿でも、1分でも長く布団に包まれていたい為、朝飯を抜く事も厭わない男だからだ。
ああああああ!もう16段落になってしまった!
サブタイトルに「ドキ!男だらけの入浴大会!ポロリばっかりだよ!」と挙げているのに
結局まだ誰も脱いでいないじゃないか!これじゃ、返せ!オレのTVの前でのドキドキを!
と座布団とか空き缶とかティッシュ箱とかが飛んできてしまう!次こそ書きます!続く!
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三十路祭 【脱線】
http://daicomp.exblog.jp/8484351/
2008-04-27T22:36:00+09:00
2008-04-27T22:39:02+09:00
2008-04-27T22:37:00+09:00
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へなちょこ日記
朝。ピロキから電話がある。「今日はなにしてんのー?」
プール行く以外に特別用もなかったオレだが、何でそんなこと尋ねるのか不思議に思い
よくよく話を聞いてみると、友人の結婚式の為、白馬から東京に来ているとの事。
相変わらず連絡してくるのが突然だなオイ!
ピロキと言えば、頭も良いし、物事を慎重に判断して行動できるポテンシャルはあるものの
何故か昔から思いつきで動き、周りが予想もしていない方向に突き進んでしまうやつだった。
「今日結婚式あげたよ」と報告され、結婚の予定自体知らなかったぜ!というほどなわけさ。
まぁそんなわけで、今日は一緒にシズラーでサラダを食いまくり、カラオケで歌いまくって、
「ブログの更新はしないのか?」「旅日記はまだか?」「結婚はまだか?」
と突っ込まれ、って、最後のはなんだ?
ようやく重い腰を上げて続きを書きます。やっぱり前置き長いんだオレ。
前回、4行×16段落使って軽く説明した三十路祭。
題して、「ドキ!男だらけの入浴大会!ポロリばっかりだよ!」です。
先発隊の集合は、3月29日(土)の夜。オペラオーは福島から東京まで車で爆走中。
オレはかうてぃんとメトロマンと、新宿で待ち合わせしていた。
かうてぃん「今西口のビックカメラにいる」オレ「OK、そこに行く」
新宿駅西口の地下を早足で歩いていると、韓国人と思しき男に声をかけられた。
手には地図。彼の後ろにはやはり韓国人たちが数人。どうも道に迷っているらしい。
日本語不可。英語少々。指差す地図の場所から察するに、東口に行きたいらしい。
「あ~、イフ、ユーウォーク、ん、(上を指差すオレは「地上」という単語がわからない)
ベリーファー。あんど、イフユーウォークアンダーグラウンド、ベリーディフィカルト。」
馬鹿にしているわけでは無いんだ!こんな語学力でよく話し合いに応じたなオレは!
案の定、首をかしげる韓国人たち。仕方ない。「OK、れっつごー」
今考えたら、フォローミーの方がかっこよかったんじゃねオレ?
嬉しそうに後ろをついてくる一団。仕方ない、新宿の西口と東口って、移動が面倒だから。
「かうてぃん?オレオレ。ごめん、やっぱ東口に来てくれない?」
散々待たされた挙句かかってきた電話がこれでは、かうてぃん、不憫な男である。
ところで東口って言っても具体的にはどこだ?歩きながら
「あ~、ウェアどぅーゆーゴートゥー…」と言いかけて、次の言葉に迷った瞬間、
ここだ、とばかりに地図の同じ場所を指差すコリアンズ。だから、えーと、
改札待ち合わせとかなのか?それともアルタ前とかなのか?歌舞伎町なのか?
面倒臭くなったので、とりあえず丸の内線改札をかすめて、東口の地上に出てやる。
すると、アルタを見つけて、「オー!!」と歓喜の声を上げる春のワルツ達。
ハバナイストリップ、というような気の利いた単語が思い出せず、結局
「バーイ」という間の抜けた挨拶で別れる。かうてぃんと会えたのは、予定の15分後だった。
車が込み合う駅至近を避け、都庁の前に止まっている、8人乗りのデカいワゴン。
犬が飼い主に似てくるという定説を何となく思い出した。オペラオーの上陸である。
今日一日休みだったくせに、23時の待ち合わせに遅刻してくるメトロマン。
予想通り「すいません!すいません!」と平謝りに謝りながら登場。
ちなみにメトロマンの遅刻は前科があって、
那須塩原に旅行に行った時、宇都宮方面に乗るべく新宿で待ち合わせしていたのに現れず
電話をかけたらまだ家(立川)だった という、そして
急いで追いかけてきて、新幹線で追い抜いて行って、到着がうちらより早かったという。
あー!全然旅の本題に入れない!
脱線に脱線を重ねて長くなりすぎたので、この文章は一旦これだけで上げます…
次こそは!「ドキ!男だらけの入浴大会!ポロリばっかりだよ!」です!
まだ書く余力は残っているぞ!次回に続く!
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三十路祭 【序章】
http://daicomp.exblog.jp/8432187/
2008-04-20T02:59:00+09:00
2008-04-27T22:37:27+09:00
2008-04-20T02:59:18+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
普段仕事への往復含め、嫌というほど移動しているので
わざわざ休みの日に(意味もなく)出かけたいとは思えなくなってしまった、
完全なインドア人間を自覚するオレだけど、さすがに今日は無駄に過ごした罪悪感。
前回、Xのライブについて長々と書いてしまったけど
今回も、過去を振り返る進歩の無い日記をつづってみます。
なんだよ、毎日書く必要なくなったなら、「今」を生きればいいじゃないって!?
いやーごめん、これだけはどうしても書いておきたくてね。
というのも、三十路祭をともに過ごしたオペラオーから、旅の写真が届いたからなんだ。
デジカメで撮ったやつを、ネットのファイル転送で送ってもらったんだけど
(帰宅直後はオレがネットにつなげてなくて、再送してもらったわけ)
いろいろ見てたら思い出が蘇ってきてね。こんな楽しい旅行も久しぶりだったからね。
まず、結論から先に書くよ。
大学時代の同期の、男7人フルメムバーが、およそ8年ぶりに全員集まれたんだ!
しかも、今回日程を調整するにあたり、皆忙しく、どう頑張っても都合が合わない、
そんな残念な見通しの中、決行一週間前に、奇跡的に7人皆で一泊出来る事が決まったのさ。
最初のうちは、3月中にどこかうまくいく日があるだろうと期待してたんだけど
どこもかしこも誰かしら都合悪い人がいて、土日での一泊が不可能と判明したんだ。
4月に持ち越しという案もあったけど、そっちでもだめ。平日もだめ。
一旦諦めかけたけど、行ける人だけで行こうと話を進めることになり。
苦肉の策として、土日月の3日間を押さえ、「土日で一泊」と「日月で一泊」と
どちらかで参加してもらい、中日の日曜に一応全員いる筈なのでそこで盛大に遊ぼうという、
渋い計画を進めていたのね。日月なら平気というメムバーが結構いたし。
理想は一泊だったんだけど、まぁ仕方ないかな、と…。
ところが、ピロキの仕事のシフトが決定した結果、日月の2日間は空けられたが、
日曜の朝に夜勤が明けて、それから向かうしかないという展開に。
ピロキは白馬在住。例えば首都圏へでも移動に時間を要する。
うちらが予め白馬に移動しておけば合流は早いが、その日のうちに東京帰宅組は超大変。
全員集合していられる時間は、下手したら数時間かもしれないという、
えらいこっちゃなスケジュールだったのがお分かり頂けますでしょうか。
前置きがめっちゃ長くなってしまったけど、
これを聞いてもらわないと、オレの喜びが伝わらないかなと思って書きました!すんません
全然本題に入れない雰囲気なので、開き直ってここらへんで、メムバー紹介をしておきます。
大学の合唱サークルで共に歌った仲間で、約一名以外は歳も同じ。
同期には女の子もいたけど、卒業後もこうしてバカやれるのは野郎同士だからなのかな。
みんな穏やかな性格の、気の置けないやつらです。
・ピロキ<テノール>
この合唱だけでなく、学科も一緒だった。二人で共同作曲した歌もみんなに歌ってもらった。
卒業後、突然白馬へ移住。奥さんと娘二人、幸せそうな生活は誰もが羨ましいと思っている。
最もまっとうな人生を送っているように見えるが、基本的に変人。変でないはずがない。
・かうてぃん<セカンドテノール>
このメムバーの中で、一番の真人間である。学生時代、団内での彼のキャッチコピーは
「○○(団体名)の良心」だったと記憶している。事実、しっかりとした堅実な頼れる男だ。
一時体調を崩した影響か、それほど酒を飲まない。その為、損な役回りを押し付けられる。
・メトロマン<ハイバリトン>
何が困ったって、ここで紹介するにあたっての仮名である。mixiやってないし…
穏やか過ぎ、低姿勢過ぎな性格で、昔から、酒飲まされて寝落ちしたら顔にいたずら書きされ
その顔を踏んだ猫に「すいません」と謝るほどである。PCも所持していないアナログ派。
・サブちゃん<バリトン>
その昔「ニセ外人」と刺繍されたジャンパーを着ていた、端正な顔立ちの、いわゆるハーフ。
基本的に日本語しか話せなかった筈だが、指揮を勉強してドイツにまで留学してしまった。
女にもモテるが、酒がないと生きていけない程の飲兵衛の為、昔から腹がポッコリしている。
・ゴキイチ<バスバリトン>
ずいぶんなニックネームの命名はサブちゃん。うちらと出会う前に大学を一つ出ているので、
実年齢は結構離れている。が、精神年齢は低いので一緒に過ごす分には何ら支障はない。
在学中は学生指揮者として活躍し、今も歌のプロとして世界中を飛び回っている。顔が黒い。
・オペラオー<バス>
この日記でも何度も登場している、とても同い年には見えない貫禄たっぷりの好漢。
かつて「大王」と呼んでいたが、彼自身が好きな馬っぽい名前もしっくりくるようになった。
近年カラオケのランキングバトルに目覚め、一日でカラオケBOXを3件ハシゴするのも余裕。
その場の気分で声種も書いたけど、セカンドは正確に言えば声種じゃなくてパート名だよね
オレは何なんだろ?昔より音域も下がったし…<何でも屋>か<ボイパ>にでもしといて。
序章を書いてただけで16段落に突入してしまった!
とりあえずここまで上げておいて、続きはまた今度という事で!おやすみなさい!]]>
Xジャンプ不発(後編)
http://daicomp.exblog.jp/8381551/
2008-04-13T21:25:00+09:00
2008-04-13T22:00:44+09:00
2008-04-13T21:25:08+09:00
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へなちょこ日記
マジで疲れた
こんなに長くなるとは…
前編後編のふたつで終えるつもりが「中編」なんて変なもの登場しちゃったのは
どんなに多くても、1投稿につき16段落まで、と決めているからなんだぜ。
さて、続いて、新曲、I.V.が始まる。
こんなこと言っちゃあ怒られるかもしれないけど、実はこれが一番、ノレた演奏だった。
曲調が重めで、低音が効いていて、「ライブに来たな」と感じられるものだった。
好み変わったのかな。昔はXの曲も、テンポは速ければ速いほど良いって思ってたもんだぜ。
残念だったのが、自分自身も含め、
サビの部分のメロを歌いきれなかったこと。つまり、覚えてなかったわけだけど
せっかく客に「歌え」ってマイク向けられているのに、もどかしかったな。
次の曲なんかは知らない人はいないってくらいに大合唱になるのに…。
はい、次の曲って?
「紅だぁー!!」だぜ!さっきのうっぷんを晴らせとばかりに、歌うんだぜ!
…出るかー!!サビなんて高杉だー!!歌えるかー!!
ちなみに誤変換じゃないぜー↑!! X好きの友人の実名だー!!
次はなんだ!!個人的には速ければなんでもいいぜ!さっきと言ってる事違うぜ!
TOSHI「今日はありがとうバイバイ!」
え、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?(゜Д゜;)
メムバー、退場
開演してまだ1時間強。
あんまりといえばあんまりだぜ。
しかし会場の雰囲気は、まぁまだENDLESS RAINやXジャンプはあるだろ、といった余裕っぷり。
ウェーブが巻き起こり、5周くらい、わーっと飛び跳ねる。準備運動だよ、あの曲のための。
5周って事は結構待ったわけなんだけど、アンコールに答えてメムバー再びステージへ。
「最後にこの曲を送ります」
もう最後?とブーイング寸前のムードに。
と、その瞬間流れたピアノのイントロは、ART OF LIFE…!
歓声ではなくどよめき。しかも、ステージ中には、ホログラムで浮かび上がるHIDEの姿。
(知らない方の為に。1曲で30分ある、YOSHIKIの半生を描いたとされるプログレ級の大作)
ここでこの曲か…ドラマティックではあるが、色んな意味で心配な展開だ。
曲調や変拍子の為かややノり切れない客達。オレだけ得意気に7拍子の間奏でノってみせる。
しかし…YOSHIKIのドラムが、段々ヤバくなってくる。
さっきyoutubeで、当日の演奏をチェックしてみたところ
まぁそこまでひどい印象は受けなかったんだけど、
会場で生の音を聴いていた、少なくともオレの周りは、完全にそう感じていた。
テンポがヨタってくる。
バスドラとスネアしか、聞こえなくなる。
サビでは時々、スネアも抜ける。
曲の前半がやっとこさ終わる…。
次はクソ長いピアノソロパートの筈だが、
ドラムセット内で倒れ込み起き上がれないYOSHIKI。
スタッフによって担ぎ出される。その様子はカメラによってアップでスクリーンに。
「YOSHIKI-!」という全編通し繰り返される歓声に加わる、「立てー!」の絶叫。
と、突然の場内アナウンス 「本日の公演は全て終了しました」
強制(゜Д゜;)終了! 客電、ON
がぼーん!!本当に終わっちゃった!30分の大作もその半ばにして、ライブは幕を閉じた。
苦笑いで顔を見合わせたオレたちは、次の瞬間我に返り、帰宅するべく急いで出口へ向かった。
ブロックごと退場の指示を無視し、一斉に帰り始める客。
幸い、一足先に波に乗れたが、その後続は、水道橋駅大混雑による改札封鎖を食らっていた。
総武線はギタンギタンに寿司詰めになり、可哀相なのはその次以降の駅で乗る人だった筈だ。
「さすがYOSHIKIだな」良くも悪くも、という意味である。感想といえば、まずそれだった。
これは何かに似ているなー、と感じながら満員電車の吊り革にしがみついていたんだけど、
そうだ、これはプロレスだ。何というプロレス!
双方のファンから反論もあるだろうし、気を悪くされたらゴメンナサイなんだけど、
開演押し、リタイア、これら一連の流れが、納得できる人たちが足を運ぶわけなんだな。
これも結果論だけど、(あんな終わり方したら特に)2日目3日目はひどいだろうと思ってたら
実は全然問題なさそうで、ハズレだったのはこの日だけだったという噂なんだけど、
まぁそこは、歴史的瞬間に立ち会えたということで。
この話を聞いたベースマンが一言、「さすが信者ですね」と言ったけど、ホントそうかもね。
最後に。この段落が16番目なので、これでやっと終わりだけど
これだけ書いてて、気付いた事があるんだぜ。
一番最初に、これを書き出した動機を覚えてるかな?そう、携帯で書いたレポートの再利用。
…いくら長文だったとはいえ…所詮箇条書き!この日記全文の、1.6%程度でしか無かったぜ!]]>
Xジャンプ不発(中編)
http://daicomp.exblog.jp/8380631/
2008-04-13T19:51:00+09:00
2008-04-13T20:40:29+09:00
2008-04-13T19:51:46+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
続編!と、勢いづいて行きたいところなんだけど
何だか疲れてきちゃったよ…
というのも、セットリストとか間違っていないか色々webを見回っていたら
目がしょぼしょぼしちゃって…
そもそも、(ネットがつながらなかったもので)今回のライブについて
同じ体験をした人の感想とか全くチェックしていなかったな、と今頃気付いて、
某巨大掲示板とか、ようつべとか、そういうのを見てたらえらい時間かかっちゃったわけさ。
…ものすごい騒ぎだったんだね、某巨大掲示板では…
20:45頃、ついに暗転で、待たされ続けた客のボルテージは一気に最高潮!
もしかしたらこの日通しての、ホントの最高潮の瞬間だったかも!っていうのは内緒ね!
TOSHIが歌い始める。LAST SONGという曲の断片らしい。(後から知った)
ごめん、オレも弟も、Jealousyまでなんだ熱心に聴いてたの…
さあ、後はXらしく、快速テンポで書いてくぜー!
一応2曲目だけど、オレの中での事実上の一発目は、Rusty Nail!
これは、開演前の、非常に、非常に長い待ち時間の中で話題も尽きかけていた頃、
1曲目を予想してた時の、まさにオレの読み通り!だからこれが2曲目という扱いは認めねー!
次はWEEK ENDだぜ!遊びとはいえスタジオでコピーを試みた事があるだけあって
思い入れもひとしおなんだぜ!語尾に「だぜ」をつければ勢いも増す気がするんだぜ!
その後は在りし日のHIDEのライブパフォーマンス映像があって(「SCARS」を歌ってたぜ)、
Silent Jealousyに突入で、なかなか良いんでねーの!?盛り上がってきたぜー!?
と、アウトロが終わった時に。YOSHIKIがふらふらとドラムセットを離れ歩きだし…
まさか…
嫌な予感がした瞬間、スタンドごとシンバルをぶん回し、ドラムセット破壊!
早ーーーーーーーーーーーーーーーっ!(゜Д゜;)
これでもかと、引っぺがしては投げつけ、終いには自分からダイブして、YOSHIKI退場。
大多数のお客さんは歓声、ウチら含む少々が爆笑。
しばしSE。まったり。
「今のダイブで肋骨折っただろ」「明日と明後日は中止だな」「だな」
まだSEで場つなぎ
HIDE生前のソロパフォーマンス映像で場つなぎ
まだまだSEで場つなぎ
あのー、さっきの冗談がホントになりそうで心配なんですけど…?
ここらでこの文章も一息。
当たり前のようにHIDEの話題が出てるけど、これについて書かなきゃね。
今日を迎えるずっと前から予想されていた、生前の彼の、「音」と「映像」との共演。
それが実現されたわけなんだけど。
個人的には、観る前は、あまり良く思っていなかった。
事情はあるだろうし、わからないでもないけど、
いつまでも、ファンどころか、メムバー自身がHIDEから立ち直れていない気がして、
フレディ亡き後ポールロジャースを迎えたQueenの様に、新しい音でやって欲しかったんだ。
でも、実際に観た時は、鳥肌が立った。
どうせ肉眼では、ステージ上のメムバーの実態は小さすぎて良く見えず、
スクリーンに映し出される映像を目で追う事になるのだから、
単純な仕掛けだけで「HIDEが生き返った」って気分にもなるわけです。会場の熱気も手伝って。
じゃぁ、結論としては正解だったのかと言われたら、
やっぱりNoなわけで、見る前とは考え方は変わっていないなぁ。いないんだぜ。
映像だけじゃなく、ギターソロも彼の音なわけで、ドラムですらそれに合わせなきゃいけない、
そりゃーノリのいい演奏をするのは至難の業でしょう。実際ズレてたし…
TOSHIの声は良かった。シャウトする度に裏返ってたけど。
昔の発声とは違い、怒鳴って潰れた雑味が少なくなり、月並みな表現だけど「綺麗」になった。
まぁその分線は細くなる傾向にあるわけだから、このテの音楽ではバランスが難しいけど
とにかく、この声を生で聴けたことが、今回観に行った中で一番の収穫だと思ったんだぜ!
そんなTOSHIが、PATAとHEATHを連れてステージにやってきて、
癒し系トークを一発かまし、Say AnythingをアコギVer.で。
ヒムロックと二人、その歌に耳を傾け、声の伸びに感心しながら「出た!」と顔を見合わす。
この「出た」っていうのは曲の最後のE♭の高音ね。変なところに注目してた兄弟だぜ。
ところでPATAの読売巨人軍好きは有名だけど、
この3daysのおかげで、セリーグ開幕戦は、ヤクルトと神宮でやったんでしょ?
…確か巨人は昨シーズン一位だったんだよね?
結果論だけど結局3連敗に終わり、PATAさんのプレイも精彩を欠いたんじゃないかと心配です。
さて、療養中か、シャワーを浴びてたか、カレーを食っていたか、
とにかくようやくYOSHIKIがステージに戻ってきた。
良かった。シャワーが熱くなくて。カレーが辛くなくて。
ピアノ伴奏で歌われた、WITHOUT YOU。これが、今回の再結成のハイライトだったのかな。]]>
Xジャンプ不発(前編)
http://daicomp.exblog.jp/8378822/
2008-04-13T15:28:00+09:00
2008-04-13T19:13:11+09:00
2008-04-13T15:28:27+09:00
dt_metropolis
へなちょこ日記
平日ってさ、もう仕事終わってくたびれて、
特にこの一週間はもう、PC立ち上げて画面見るのも嫌で、
早くスーツ脱いで布団でゴロゴロしたいぜ!というダメ人間になっているわけです。
日記も、「PCで打ったほうが断然早い」「けどそれすらダルい」のジレンマです毎日。
そんなわけでようやく日曜日、キーボードを叩いてます。
で、かなり前の話になってしまったけど、私、X japanのライブに行ってきました!
そう、再結成した、一発目のライブです。ニュースにもなってた、あの日です。
今更ながら、その事をこの日記でご報告しようかな、という試みです。
え、遡って思い出しながら書くんじゃ、以前と同じで進歩が無いって?
いや、実は、このライブ直後に熱烈なXファンの友達に携帯メールでレポートしてたんだ。
それが無駄に長文になったので、文章再利用してみるわけです。PC開くのがダルい人間が
ここまで携帯で打ったんだから、何だか勿体無くてね…
3月28日(金)伝説が幕を開けた
「よくチケット取れたね?」と、色んな人から言われたけど、
これは知人が取ってくれたものでね。オレは何も努力していないタナボタなんだ。
しかしあろうことかその知人(恩人)が、どうしても行けなくなってしまう事態に。
ライブ前夜、チケットが一枚宙に浮いてしまったので、
ここでオレは多くのXファンの友人をひとしきり頭に浮かべつつも、
電話をかけたのは、実の弟。仮名:ヒムロック
奴も高校時代、Xの、しかもドラムをコピーしていた筋金入りのファンなのだ。
「あ もしもし、明日休みでしょ。夜暇?」
「んー 予定は入れちゃったっちゃー入れちゃったけど… なに?」
「実は、Xのね(以下略)」
「な、な、なんだってー!それは…くっ、そういうことはもうちょっと早く誘ってくれ!」
電話の向こうの声がひとしきり悶絶し、
「返事するまで他の人には声をかけないでくれよ?」
と、奴にしては珍しい積極性を見せつつ、デートの予定をキャンセルし、
17時半には東京ドームへ出撃する気合の入れ様の、タナボタ2号。
オレはといえば、18時半開演なのに、仕事終わるのが18時なもんだから
焦りで震える指で日報を書き上げ、18時ジャストに立ち上がり、終礼も出ずサヨナラ。
貧乏ゆすりをしながらエレベータを待っていると、ヒムロックより着信。
なんだよ!オレも急いでるんだ!エレベータの中で話すのはマズいから、シカトするか?
けど、なんとなくだけど、出た方が良いような予感がして、「はいもしもしいましごとおw」
「おおおおおおーい!兄(「にい」と発音する)!やっと電話つながった!」
あれ。ずいぶんと困った雰囲気ですね声から察するに。
「わかったこのまま数十秒黙ってなさいオレまさに今エレベータのるから切らないでおk」
数十秒後 チーン「はいお待たせ」
「いやいやいや、マジすげー人でさ。開場が押して、まだ入れねーわけよ」
「え?」「だからー、どうせ入れねーから急がなくて良いよ」「わかったけど何で?」
「知らね。とりあえず電話混雑で30分頑張ってやっとつながったんだ。現地で会えっかな」
ヒムロックの心配通り、地下鉄が後楽園駅に着いた時点でわかる、異様な人の多さ。
どう見ても巨人ファンとかそういうのじゃない感じの、金髪率と黒服率の多さ。
おまけに歩き出した瞬間雨が降り出す。入場予定の22番ゲートまではまだまだ距離があるが、
試しにかけてみたら、全然携帯がつながらない。確かにこれでは困ってしまうな。
一応、開場予定は16時だった筈が、18時過ぎてまだ開く気配無し。
先ほど電話で、可能な限り待ち合わせ場所を決めておこうとは話していたんだけど
「とりあえず喫煙所にいるわ」という、アバウト極まりない取り決めしか無かったので
22番ゲートはもちろんドーム周辺びっちり人がいて、本人どころか喫煙所すらどこかわからない。
雨は勢いを増す。電話はひたすらかけ続けるも、つながらない。
喫煙所は一つだけじゃないらしく、少なくとも2つは発見したが、そのどちらにも奴は見当たらず。
オレの持つauはまだマシなのだが、奴のDoCoMoは特に絶望的で全くつながる気配が無い。
あ、つながった!?「プーップーップーッ」話中… 見事にお互いかけ合っててバッティング状態。
ようやく連絡がついてびしょ濡れ同士が会えたのは、ついに入場開始となり人の波が動き出した
19時になってから。早速うちらも並ぶか、と思ったが、列の最後尾は笑っちゃうくらい長蛇の先。
「…ビール飲むか。」
ホットドッグ屋で、最初から一人二杯分注文。「どうせすぐ入れないだろ?」
…ずいぶん時間も経ったし文章も長くなった。列もあらかたハケたので入場することに。
いやー満員ですがな。もうこれだけ埋まってれば、早速開演しても良いんじゃないかな?
と、濡れたYシャツなどを脱ぎながら、すなわちTシャツになりながら、
いつでも臨戦態勢というモチベーションで、今か今かと待ちわびるわけだが…
あとは皆様もご存知の通り。開場が2時間押しなら、開演も2時間押し。
ビール2杯分が、全てシッコになって排出。
これは普通なら暴動起きるんじゃないかな?と違う意味でワクワクし始める始末。
ま、何も怒らず。おとなしーく待つファンたち。みんな年とったという事ですかね。(後編へ続く)]]>
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